北区大将軍の地で、長年医療に携わってきました。
学生時代は、やんちゃをしていましたが、卒業後に赴任した病院で、人間味あふれる素晴らしい先生方と出会い、医学書の欄外にあるような「生きた医療」を実地で勉強。その後、自前の胃カメラを携えて、様々な病院・診療所へ赴き、検査する機会を得ました。京都府内における胃カメラ技術向上の一端を担ってきたという自負があります。
父、英一は88歳で病に倒れるまで、患者さんと‘心の通い合う医療’をモットーに50年間、衣笠小学校の校医を続けておりました。
気さくで、気取りのない父の診療所は、いつも患者さんたちの笑い声や話し声が響き、「診療所」というよりは、ご近所の方々のふれあいの場〜サロン〜のようでした。私が目指す医療の原点は、ここにあるかもしれません。
私は良い縁に支えられこうして今日まで歩むことができたように思います。
医療と向き合ってもうずいぶん経ちますが、初心に戻る気持ちを忘れず、先代逝去後は二人の兄と共に父の遺志を継いで、誠実に医療と向き合っているつもりです。
趣味は、自然とふれあうこと、知らない路地を散策すること・・・。
ゲンゴロウ、タガメといった水生昆虫や、淡水魚、甲虫類、犬、猫が好きです。
医療のことはもちろん、皆さんといろいろな世間話などもできることを希望します。
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